Updated on 12月 25, 2023
私とピラティス
POLESTAR PILATESのコンプリヘンシブコース課題の為に書いたエッセイにちょっと書き加えをしてみました
『ピラティスついてのエッセイ』
小林 亜希
自分の身体がどうやって動いているのか考えたことありますか?
当たり前のように歩いたり走ったり座ったり立ったりしていると、中々そのような機会はないかもしれません。
もしかしたら、不調を感じた特にそう思う人もいるかもしれません。
ピラティスでは様々な動きをします。
そしてその中には不得意だなと感じる動きがあるのです。
『隣の人は難なく出来ているのに、なぜ私は出来ないの?筋力が足りないの?運動神経が悪いの?』
… 一般的なスポーツならそう考える方が多いと思います。
確かにピラティスも筋力や運動能力は必要なのですが、ピラティス的な答えの一つには
『体の使い方が違うから!』です。
『え?体の使い方ってみんな同じじゃないの⁉』と驚く方もいるかもしれません。
そうなのです、例えば足を上げるときに使っている筋肉、複数の筋肉を使っている場合はその使用の比率はみんな違うのです。
それが所謂【体の癖】です。人間は誰しも自分の身体しか操ったことがないので、癖があるとは気づきにくいものです。
悪い癖がついていないか確かめる目安の一つに“呼吸”があります。
呼吸が上手くいっていると、免疫・消化・循環器・メンタルなどの身体基本的機能が安定します。
他にもたくさんありますが、ヨガなどのグループレッスンは、個々の癖がついていてもどうにかインストラクターと同じポーズがとれてしまえば、気づきにくいという事があります。
グループでのピラティスも、よっぽど注意しないと同じと言えます。
ですので、マシーンを使った、プライベートのピラティスは、
“まったく別物”と思って頂くとよいです。
もし健康や体の不調に悩んでいるなら、ぜひ一度ピラティスを体験してみてもらいたいと思います。
普段気づきにくい微細な感覚、身体のちょっとした変化・脳・心・呼吸の深まり・エネルギーが繋がる感覚を体感できると思います。
私はピラティスを学び始めて、動きのきれいな人がどう体を使って動いているのか、着ぐるみの様に入って体験してみたいなと思うことがあのですがピラティスをされている方、共感してもらえませんか?
長年の染み着いた癖は、そう簡単に取れるものではありませんが、私はピラティスの練習を続けることで
『筋肉の勢力図』が
少しづつ変わっていくのを感じています!