Updated on 6月 3, 2022
2022.2.23ハーブごはん講座レポート
ポルトガルという国を聞いたことはありますか?歴史の授業で習っていると思います。そう、鎖国をしていた江戸時代に異国の文化を伝えてくれたのはポルトガルの人たちです。ですので、ポルトガル料理なんて食べたことがない!という方も、実はすでに日本食だと思って食べているのです。
今回のテーマは 『ハーブ × ポルトガル』
ポルトガルはスペインのお隣、大西洋に面していて漁業も盛んです。そして畜産も。魚介に肉に、大航海時代に世界中からいち早く世界の美味しいものを取り入れて、ヨーロッパ、そして日本にも伝えてくれた国の料理、気になりませんか?どこか懐かしい、そんな感覚になりますよ。
2月の終わりといえば、そろそろ日差しも春めいてはきますが、気温はまだまだ寒い!そんな時のハーブと言えば、体を温めたり春の向けてのデトックスを意識したい。ということで、季節的には本来フレッシュハーブは手に入りにくいので、スパイスも活用した献立にしてみました。
なぜポルトガル?というのは、私が大学の卒論のテーマにしたのがポルトガル菓子だったから。懐かしくなり、なかなか食べる機会のないポルトガル料理をご紹介したいなと思いまして決めました。ポルトガルって、大航海時代に先駆けて世界の色々な美味しいものを発見?発掘?してヨーロッパに広めた国なんですよ。美味しいものいっぱい知っている国ってことです。日本にも鉄砲と一緒にたくさんの美味しいものを伝えてくれました。いまではザ・和食として当たり前のものも、その料理が起源になっています。
みなさん、事前の仕込みもばっちりで2時間でハーブランチパーティができるお料理が完成しました!
今回の献立
- にんじん春サラダ
- キャベツ春サラダ
- ポルトガル風スパイストマトカレー
- たらとじゃがいものハーブグラタン
- 万能サングリアの素
- おまけレシピ二つ付き
としました。ポルトガル料理は“たら”を多用します。今回は、簡単にできておしゃれでお子さんもスパイスの使用の調整で食べれられる献立です。
美味しくできました!
事前に、お買い物。そして食材をそろえて、野菜のカットなどの仕込みをお願いしましたが2時間であっという間に出来上がりました。いつものキッチンが繋がってみんなでわいわいお料理タイム。『わ~!キャー』ととても楽しい時間です。初対面の方も、2時間立つと不思議な連帯感。包丁の研ぎどうしてます~?とか、お子さんはどこまで辛さ大丈夫ですか~?とか話が尽きません。
ポルトガル料理食べに行ってきました
今回、献立の参考にするためにとあるポルトガル料理店で実食してきました。肉も魚も野菜もたっぷり、楽しむ家庭的な料理。お酒を飲みならもたっぷり食べられます。
みどりのワイン!美味しかったです。また食べに行きたいです!
次回のハーブごはん講座は初夏バージョン。テーマは“発酵 × ハーブ” 夏に備えた腸活を美味しく学んでいきます。